RSS | ATOM | SEARCH
「純喫茶マドローム」でまどろ〜む。
小学校や児童公園があり、散歩道と称した疏水が流れている穏やかで清閑な住宅街。ほど近い場所に芸術造形芸術大学があり、有名な実力派喫茶&ケーキ屋さん「一善や&ママンデセール」やアパートテルが併設されている超人気カフェ「プリンツ」がある東鞍馬口通。

上記の「一善や…」の隣、間口の狭い階段を上がったところに、2007年10月1日にオープンしたばかりの喫茶店がある。

その名も…「純喫茶マドローム」。

「純喫茶マドローム」で夢時間。
佇まいこそひっそりと遠慮ぎみにあるが、ご覧の通り、その名前が人の心を鷲掴みにしてしまうので決して目立たないわけではなかったりして。


1人ずつゆっくりと階段を昇りましょう。

それはさておき「マドローム」と聞いて、どんな雰囲気のお店を想像しました? 色々思い描いたけど、ちょっと想像と違ったっていうのが正直な感想。どんな雰囲気の店かと一言で言えば、『西欧アンティーク風純喫茶』。慌ただしい生活の中で、ほんの少しまどろむ(微睡)時間と空間を提供したいということで、この名前がついたとか。


扉を開けるとヨーロピアン!

狭い間口から広いフローリングフロアへ。広いテーブルや豪奢な椅子などの調度品はアンティーク調の落ち着いたもの。レースのカーテンや壁に飾られている絵画。テーブルにはオルゴールを鳴らしながら回るカレードスコープが。なんか、夢の世界にきたみたいです。そして何よりも目をひいたのは、棚にいくつも飾られている見事な高級カップ&ソーサー!


この棚、ぜーんぶ芸術品。。。

ノリタケにヘレンド、マイセン、大倉陶園、ウェッジウッドなどなどなど、食器に疎い@まけでも知っているようなオールスター食器'sがずら〜りと並ぶ。種類も珈琲&ティーカップは勿論、デミタスカップやシャンパングラスなど、その数なんと70種類以上! こ、これはすっばらしいっ!!! そして、これらは美しい“鑑賞用”としてだけに存在しているのではないのだ!

「ここの棚にある、どれでもお好きなカップで飲んでいただけますよ。どうぞ選んで下さい」

紳士なマスターに笑顔で言われ、狂喜乱舞する@くみ&@まけ。

「え!? こ、こんな素敵な(高そうな)カップで飲んでいいんですかぁ〜!?」

うっきゃぁーっっ! てれちゃう 自分で好きな食器を選んで、それで飲めるのってすっごく楽しい! それも普通のカップとちゃいまんで。アタマに“高級”がつくねん(ああ、哀しいくらい庶民…)! 一気にテンション上がりまくり up 。どれもこれも素敵すぎて、悩んぢゃ〜う。。。

数ある中から食器好きの@くみ姐が選んだのは、“オールドノリタケ(※1)”のC&S。なーんと100年前のアンティークだそうです。


@くみ姐チョイスの“オールドノリタケ”

芸術作品としても評価の高い、蒐集家垂涎の逸品。白地に淡いクリームイエロー、そしてゴージャスな金彩。金彩のモチーフは籠に盛られた三輪の薔薇の花に唐草? 一部を盛り上げて立体的に見せる独特の手法。カップの縁には非常に細かい金彩の粒の連なり(by@くみ評)。

えー!こんなスゴイので飲んでええのぉー? しかも「このオールドノリタケは“トリオ”なんで、ケーキもこちらのお皿にいれますね」っですって。いいなぁ、いいなぁ。

さて、迷いに迷った@まけが選んだのはライトグリーンが輝く、大好きな“ヴェネチアンガラス(※2)”のC&S。全22金(メッキちゃうよ!)と陶花であしらわれた豪奢なもの。優しく扱わないとドキドキ割れそう…。どちらかゆーとこれは棚の上に大事に飾っておいて、ニヤニヤ〜と笑いを浮かべながら見る為のもんやんねぇ…。でも。だからこそ。
これで飲んでみたぁーいっ!


@まけチョイスの“ヴェネチアンガラス”

「こーんなカップで飲めるチャンスなんて滅多にないですもんねぇー!」と子どものように、はしゃぐワタシに「そうですねぇ。今までこれで飲んだ人は誰もいないですしねぇ」と温か〜いマスターの優しいお言葉にホロリ… ポロリ

贅沢ってこんなとこにある。
ほどなく、それぞれ選んだカップに注がれた珈琲とケーキが運ばれる。実はこちらの珈琲豆は下鴨にある「カフェ・ヴェルディ」さんのものをマスターが美味しく抽出。ブレンドはもちろん、ストレート珈琲だって愉しめちゃう。さすが、純喫茶っス ホットコーヒー

そしてケーキは限定10名様のみ。オレンジとレーズンのパウンドケーキが1つずつ。きめの細かいスポンジで、しっとりとしている。素朴だけど手作りのなつかし〜味。添えられた果物も甘くて、じゅ〜C〜♪


“オールドノリタケ”のトリオで coffee break。

美味しい珈琲でケーキを食べながらどんな人がこのセットを使ったんだろうと思いを巡らしていた@くみ姐だったらしいが、突然「しまったぁ」と呟く。「この“オールドノリタケ”、珈琲・紅茶兼用のカップやけど紅茶の方がより水色が映えるし、お揃いのポットもあったから紅茶にすればよかった…」って? ケーキも“オールドノリタケ”のお皿で食べといて、何をYOU。。。

午後4時。温かい春の陽射しが少しだけセピア色を纏って窓から照らす時間。マドロームが作る微睡空間とその思惑に、まんまと誘われてしまった2人でした。

【う・ん・ち・く 鉛筆
※1.ノリタケカンパニーの前進である森村組と日本陶器で作られ、明治期〜第二次世界大戦前後頃まで主にアメリカへ輸出されたテーブルウェアやディナーセット、花瓶などの装飾品の総称。
※2.一般的には13世紀前から続く伝統ある技術でつくられたガラスのこと。ベニス政府が力を入れ、イタリアのムラーノ島に職人を集めて開発されたことから、ムラーノガラスとも云う。

「純喫茶マドローム」へのアクセス
【住所】京都市左京区田中東高原町39−2 2階
【交通】市バス3、204号系統 他「伊織町」下車 徒歩約1分
【時間】13:00〜18:00(土日は10:00〜18:00)
    月・火曜休
【電話】075−712−0806
【HP】http://madorome.okoshi-yasu.com/


他にも“マドロームジュース”っていうのが美味しそう〜。え? 何それ?って? ふふふ、それは行く人だけのお楽しみとしておきましょうか? 気になる人は是非行って確かめて来んしゃい♪ 見る

。・:*:・゜☆ 。・:*・・゜☆ 。・:*:・゜☆

帰りにマスターから1つずつ小さい“カエル”のお守りをもらいました。


カワイイでしょ? カメラ目線です。

お財布に入れておけば、お金が貯まるかも? これ備前焼だそうで、それぞれ微妙に大きさや色が違います。どこまでも本物にこだわってますね〜。

関連ブログ記事
Cafe Verdi (カフェ・ヴェルディ)(06.11.02)
「マドローム」の珈琲豆は「ヴェルディ」のもの。数年前の桜疏水の帰りに初めて寄りました。

〜 * 〜 * 〜 * 〜

ひょんなことからその存在を知ってしまい、そのナイスなネーミングセンスから気になっていた店「マドローム」、いかがでしたか? 気になるのは皆、同じなのか色んな人に反響あったんで、急いで記事をUPしましただよ。 (@まけ)

 「京の明日」は京都で行われる行事予定、
 「町をぽてぽて」は京の町歩きレポ、
 「御所でごそごそ」には御所散歩の様子
 「“いちらぁ”です」は知恩寺・手づくり市のレポ、
 「@まけのコロたま!」には
   “京の通り名”など、@まけがギモンに思ったこと。
なんかを書いていま〜す。よかったら見てね♪

風薫る 青葉が誘う 「青もみじ」
京都・新緑の名所と穴場スポット

見る 京の町歩き情報は、
  とっても便利なリンク集 「京都便利帳」でチェ〜ック!
  市バスなど京都の交通機関 でんしゃ は、コチラ>>

桜舞う春の京都へ、おこしやす! “みうみう”のwebサイト、「おいでやす京都どっとこむ」〜京のええとこ、うまいもん〜 もヨロシク!
「おいでやす京都どっとこむ」は コチラ>>

春に限らず、まどろんでばっかりの2人に1票。

よろしゅ〜に!ポチッとな♪ ブログランキング・にほんブログ村へ
author:miu-miu2, category:大好き!喫茶店&カフェ、甘いもん, 18:13
comments(8), trackbacks(0), pookmark
Comment
出た〜!!ついに!!・・・マイカップ欲しかったな・・・
しばらく奥さんには記事を見せないようにしないとたいへんなことになりそうです。
かえるは備前かな?・・・以前備前へ行った時、焼き物屋さんでそっくりなのを頂きました。
サキョーカーをこれからも発揮してください。
きさとぱぱ, 2008/04/12 11:55 AM
きさとぱぱさん、おはようございます。

あら。奥さんに記事を見せたら大変なことになるんですか(笑)? ってことは、とっても愛されてるんですね。いいですねぇ〜。

カエルはそうです、備前です。レジの前の篭の中いっぱいにあったのを下さったんで、遠慮なくもらいました。
これからもサキョーカーとして頑張ります☆
@まけ, 2008/04/14 8:56 AM
こんにちは、@くみ様、@まけ様

@まけ様達はこちらへいらっしゃったのですね〜。
私は、「一善や」さんへ行きました。
ああ〜、二階へ上がっていたら、@まけ様達とおそろいのかえるさんが頂けたのですね!!
マドロームジュースも気になりますが、カップも選んでみたいです。
あぁ、迷う迷う。

いけこ, 2008/04/14 2:30 PM
いけこさん、こんにちはー。

「一善や」さんもよく行くんですよ。我が家での誕生日ケーキはここの「苺タルト」をホールで頼みます。甘くて美味しくて大っ好きなんです。昨年の暑い夏の日に菓子折を買いに行った時、包装を待ってる間なーんとアイスティーを御馳走になっちゃって。すっごく美味しいアールグレイだったんで、2日後に母と2人でまた「一善や」に行きましたね。

これから「マドローム」とどっちに行こうか、迷わなければならないんだなぁ。。。うーむ、コレは究極の選択ですわ。
@まけ, 2008/04/14 2:45 PM
あっ。。。
今年の目標。。マドローム。。。
つうかすごいですね〜
こんな高級なカップでのめるなんて。
まどろめないってば!!

震えてしまいそうです。。おててf^_^;
まめ, 2008/04/14 9:44 PM
まめさん、こんばんはー。

た、確かにおてて震えてましたわ。
ちょっとでも私がカチャンと音を鳴らしちゃうと、私より@くみ姐の方がヒヤヒヤしてました(笑)。

でも不思議とこういうアンティークや高級銘柄食器は、人をまどろませる力を持ってるみたいなんですよね。自分が高級になったみたいな気にさせられて。珈琲を飲んでいるこの時間だけ、このカップは確実に自分のものなんです。
@まけ, 2008/04/14 11:25 PM
こんばんにゃ

「自分が高級になったみたいな気にさせられて。珈琲を飲んでいるこの時間だけ、このカップは確実に自分のものなんです。」

⇒はげしく同感です。たぶん、このお店のオーナーさんも、それを感じて欲しくて、お店をやっているんじゃないでしょうか。上質なモノがもたらすココロへの影響って大好きです。

だから我が家は、ほとんど買わないけどコンランショップとか大好きなんですね。

おふたりとも、おいしいコーヒーを楽しまれた感じが伝わってきましたです。


hayate, 2008/04/19 10:16 PM
hayateさん、こにゃにゃちわ。

ありとあらゆるものがコンビニ化していく中で、こういうこだわりを持ったお店は本当に貴重ですよね。
値段ではなく、本当にいいモノを使いこなせるだけの人間になるには、いいモノを見て扱うことでしか磨くことはできませんもんね。

コーヒー大好きなもんですから。味だけではない“何か”を私らのブログで感じられたのなら嬉しいです(^^)。
@まけ, 2008/04/21 11:52 AM









Trackback
url: http://blog.oideyasu-kyoto.com/trackback/871477