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京都怨霊絵巻 〜白峯神宮その4〜
コロたま!Vol.024 るろうに天皇、崇徳院

  瀬をはやみ 岩にせかるる瀧川の
          われても末に あはむとぞおもふ


(滝の水は岩にぶつかると二つに割れるが、すぐにまた一つになるので、 現世では障害があって結ばれなかった恋人たちも、来世では結ばれるでしょう)


『小倉百人一首』77番目の句で、結構有名なんで知っている人も多いはず。ちょっと哀しいけど、綺麗で激しい恋の句やねぇ ラブ

はい、この句を詠んだのは何を隠そう“崇徳院”です。
こんなに激しい句を詠むわけやから、いいも悪いも情の深〜い、気性の激し〜いお方であったことは間違いないはず。

ちなみに、この句は“一枚札”『む、す、め、ふ、さ、ほ、せ』の一つ。コレは“競技かるた”をやってる人には基本中の基本、一番最初に覚える勝利テクニック暗記法なのだ ひらめき
ようするに、上の句が「せ」で始まるのはこの歌だけなので、読み手が「せ」と言ったまさにその瞬間、無数の手がこの“崇徳院”の札めがけて奪い合うという札の一つというワケ。

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社務所には崇徳院の和歌が書いた絵馬がある。

さて、これまでずっと白峯神宮に祀られている崇徳天皇の話を書いてきましたが、実は崇徳院は京都のあらゆる色々な所に祀られていたんですね〜。

唖然 崇徳院は人喰い? ×××
まずは、京都・祇園にある歌舞練所の裏あたり、東大路通より一本東へ入ったところに崇徳院を祀る御廟があります。これは、後白河天皇が崇徳院の怨霊を慰める為に「鴨川の東、春日の末」に建てた神社“粟田宮”が水害や焼失に遭い、荒廃した為にこの地へ移ったらしいです。

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元は粟田宮にあった崇徳院の御廟

その近く、東山安井の“安井金比羅宮”の北側にも崇徳天皇の御廟が。これは、崇徳天皇の寵愛を受けていた阿波内侍が遺髪を受けて塚を築いた所で、通称“髪塚”とも呼ばれている。

他に熊野神社の近く、聖護院にもこんなものがある。
その名も「人喰い地蔵」。なんか、おどろおどろしい名前やなあ。
実はコレ、もとは「すとくいんじぞう」と呼ばれていたのが訛って「ひとくいじぞう」になったとか。怨霊話しにはぴったりやねんけど、ちょっと無理があるんちゃうかと思って、音(オン)にしてみた。…聞こえなくもないか…。皆も試しに声に出してみてくだされ。

そんな凄まじい名前とは裏腹に、無病息災の御利益があるとして、逆にこの名前に慣れ親しんでいるらしい。「いっそ不気味で縁起がよかろう」ってか?
うーん、ポジティブシンキング日本人 てれちゃう

「人喰い地蔵」は現在、聖護院境内にある塔頭“積善院準提堂”に祀られている。これは元々、前述した「鴨川の東、春日の末」にあった“粟田宮”にあたる場所で、現在の京都大学医学部附属病院の敷地内にこの「人喰い地蔵」はあったらしいんやけど、明治時代、病院建設に伴い、ここへ移されたんだそうだ。

なーんか、移されたり流されたり…。亡くなってからも流浪の運命を辿るとは…。とにもかくにも、取り敢えず崇徳さんの怨霊話はこれにて完結。ホンマ、お世話になりました。 (@まけ)

前回の『怨霊絵巻』はコチラ>>

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author:miu-miu2, category:@まけのコロたま!, 10:58
comments(2), trackbacks(0), pookmark
Comment
はじめまして♪東京下町京都ファンのhayateと申します。とってもかわいらしいデザインですね!そして、ためになる情報をありがとうございます。お地蔵さんの件、試しに声に出してみてみました(笑)

これからちょくちょくお邪魔してもよろしいでしょうか??
hayate, 2006/06/27 11:38 PM
わぉ♪ ありがとうございます。大・大歓迎です!
そして、はじめまして。「すとくいんじぞう」を声に出してみてどうでしたか? @くみ姉も声に出してましたけど(笑)。

hayateさんのブログをさっそく拝見しました。凄い情報網ですね。リンクを見てみたら、なにやら見たことのある京都関係のブログがいっぱい…。さっそくウチのもリンクして頂いたみたいで、ありがとうございます。またこちらからも遊びに行きますね。

やっぱ、コメントもらうと張り合いあるなぁ…しみじみ。本当、嬉しいです。

「おいでやす京都どっとこむ」
http://www.oideyasu-kyoto.com/

↑うちらのHPです。よかったらこちらもぜひ遊びに来て下さい。
@まけ, 2006/06/28 2:49 PM









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