RSS | ATOM | SEARCH
オフ会は続くよ、どこまでも♪
たいへんご無沙汰しております。
バタバタとしているうちに、気が付けば紅葉も盛りを迎えていて。あぁ、見に行けない…。

それは置いといて。今回は前回の「オフ会」の続きであります。

ごはん処 矢尾定
「旬風庵」さんで美味しいフレンチをいただきつつ、おしゃべりを楽しみました。けど、もうちょっとしゃべりたい! tkeiさんも後で合流する予定だし。残念ながらお目当ての町家店「cafe Marble」さんは満席 (町家ショップらりぃのスタンプ集めようと思ったのに…)。

本日、オープン!
と言うことでしゃべりつつお茶を飲めるカフェを探すことに。新町通りを北へ少し歩く。すると、一軒の町家の前に花が飾ってあるのが目に付いた。

お店の名は「ごはん処 矢尾定」。近寄って見てみると、ナント本日オープンのカフェだった! すっごいラッキー! 前回のオフ会と同じくあやうく“カフェ難民”になるところだったけど、存外にあっさりと決まってしまった。


元“見世の間”はカウンター席に。
格子の中からは思ったより外がよく見えるんですよ。

ガラガラと引き戸を開けて中へ入る。お店の造りは町家をリノベーションした、最近ハヤリのいわゆる“町家モダン”。床を取り払っているので天井が高くなり、その分開放感がある。

壁面や天井には、いろんな京都ならではのモノがディスプレイしてある。まずはコレ↓。ご存じでしょうか?


でっかいな〜、このサイズやとン万円?

コレは1月10日の京都ゑびす神社「初ゑびす」で授与される“人気人寄せ”と呼ばれる縁起物。竹や藁で作った傘のようなものに赤い布を垂らし、紙人形がついています。飲食店などによくぶら下がっています。詳しいいわれなんかはよく知らないけど、見慣れたモノ。


額に入ってるのは京野菜モチーフの手ぬぐい。購入可。

上の写真↑、左下隅に写っているのは、コレも馴染んだ八坂さん (八坂神社) の御神紋。テーブル席の壁面には祇園祭の各山鉾の粽がズラリと並んでいる。全部あるんじゃなかろうか? (先客がいらしたので残念ながら写真はナシ)

10月に聴く祗園囃子
「スゴイねぇ〜、粽、全部揃ってるんとちゃう?」と皆で話していると、女将さんが「今日、16:00から二階で今年最後のお囃子のお稽古がありますのんえ^^」と教えて下さった。

どうやらココは“会所”のような役割を果たしているらしい。“会所”というのは囃子方が集まっていろんな相談をしたり、祗園囃子の練習をしたりする場所。宵山の深夜までご神体や懸想品などを飾っておく場所でもある。

そして、ここを会所とする山鉾は「大船鉾 (おおふねぼこ)」。「え、知らん」という方もおいでかと思う。「大船鉾」は“休み鉾”。焼失などにより、巡行に参加できなくなった山鉾のこと。

木と紙で出来た日本の建築物は燃えやすい。歴史に残るような大火事が度々起こっている。「大船鉾」は、応仁の乱の戦火で焼失後、「天明の大火 (1788年)」で再び焼失。それでも「大船鉾」町内の方々は、十数年の歳月をかけて調度品や懸想品を整えられた。

が、二度あることは三度ある。元治元年 (1864)、「蛤御門の変」で鉾の木組や車輪などが燃えてしまったのだ。しかし今回は懸想品やご神体などは、町内の方々の努力により焼失を免れた。その後も約100年以上、毎年宵山で懸想品の展示などを続け (平成7年に一時中断)、平成9年からは囃子も復活した。

呑む! 食べる! しゃべる!
祗園祭のことで、ついつい話が脇へ逸れてしまいました。元へ戻って…。まずはオーダー。“ごはん処”というだけあって、メニューには“ぐじ定食”とか“ちらし寿司”とか美味しそうなモノが並ぶ。

けど、たった今ランチをいただいたばかりであるからして。何にしよう〜。そしたらエプロン風の割烹着を着た、ともさかりえ似 (←tkei嬢の指摘による) の女将さんが

 「わらび餅はねぇ〜、東山の『洛匠』さんとこのんで
  今朝、出来立てを届けていただいたんどす〜。」

とにこやかにおっしゃる。おぉ、ぜひともそれをいただかねば! mi-tunさん、はなっちさんと“みうみう”の2人、計4人は“わらび餅”。いけこさん&rina-ohaさんの辛党コンビはキンシ正宗の“町家麦酒かるおす”を。


きなこ、た〜っぷり♪

てんこ盛りのきなこの中に、わらび餅が埋もれてます。ほんのり甘く、ちょっと冷たいプリンプリンのわらび餅。満腹のはずがスルスルとお腹におさまってしまう。ビールはその名のごとく、かる〜い味わいやそうで。

呑みつつ、食べつつ、いろいろとしゃべる。ここで@まけが名古屋からお越しのrina-ohaさんに質問を。

 「ななちゃんって知ったはります?」
 「知ってますよぉ。え〜、何で知ってるんですか?」

“ななちゃん”とは名古屋のショッピングビルにある巨大な人形 (というよりマネキン?) で、待ち合わせのメッカになっているそうで。@まけはTVで見たらしい。rina-ohaさんは、後日“ななちゃんレポ”をしてくれはりました。ありがと〜!

“唐板”〜数百年変わらぬ味
そうこうしているうちに、tkei姐さん登場!
みんな揃ったところで本日の“おみや”交換会。もともと今日は御所でお茶を飲んだり、お散歩したりという時間を過ごす予定だった。お茶菓子など持ち寄る予定だったので、それをみなさんにお配りした。

mi-tunさんからは、かぼすジュースやお菓子のいろいろを。はなっちさんからは北山の「コム・トゥ・ジュール」の焼き菓子を頂戴した。“みうみう”は、まずは「菓欒」“西賀茂チーズ”を。2〜3口で食べられる、ふわふわと軽〜い口当たりのスフレチーズケーキ。チーズにカマンベールを使っているので意外にコクがあって、ワインにも合いそうな味わい。

続いては、とっておきの隠し球を出す。それは…。


包装も素っ気ないくらいシンプル。

「水田玉雲堂」“唐板 (からいた)”
上御霊神社門前に店を構える「水田玉雲堂」は、数百年に渡りこの“唐板”を作り続けている。材料は小麦粉、卵、砂糖で至極シンプル。料理もお菓子もシンプルなものほど難しい。

袋を開けるとニッキか何かのような、いい香りがする。表面についた焼き色が、まるで模様のように見える。薄く、すぐ割れそうなのに思ったよりパリパリッカリッと、しっかりした歯応え。はっきりと、でもすっきりした甘さ。噛みしめると、粉の旨味というか甘みがじんわりと口の中に広がる。実に味わい深い。

簡素で奥深い味。ふと千利休が茶道を創始した頃のお茶菓子は、こんなのだったのかも知れないな〜、と思った。“唐板”で数百年。華やかなスポットライトを浴びることはなくても、昔からそっと大切に愛され続けてきたお菓子なんだなと思った。

上御霊神社は怨霊がらみの神社。“みうみう”の怨霊担当@まけが、この“唐板”については別に詳しく書くそうなので、皆さんお楽しみに(ただ今、鋭意執筆中!)。

色が語る本当の自分
“おみや”交換会のあとは色彩のプロ、カラーアナリストであるtkei姐さんがちょっとおもしろいテストをしてくれはりました。

白い紙に36色の色鉛筆で色を塗るのですが、まず最初に左手で4色選び、紙の上段に左から順番に塗ります。次に右手で4色選び、同様に下段に左から色を塗っていきます。最後に好きな場所に日付と名前を書きます。

大事なのは深く考えずにインスピレーションで選ぶこと。このテストで分かるのは、本音の自分と建前の自分。そして本来の性質、過去、現在、未来の目標などが分かる。もし不本意な結果が出ても、自分に足りない色を補ってバランスをとるなど対処法がキッチリとある。その点がいいなと思いました。


サービスで出していただいた柿。
お庭で採れたそうです。

一人ずつ順に色を塗り、説明してもらう。
下半身が冷えやすいとかカンタンな健康状態など、そんな事もわかるので「えぇ〜、うっそ〜! そんな事まで分かるのぉ〜!」と驚きながらワイワイ。それにしても、ふっと手に取った色がこんなに心理状態を示すものとは思わなかったな〜。

いつの間にか祗園囃子のお稽古が始まった。拝聴しつつしゃべっていると、今日の集まりは全員“長子の長女”であることが判明。「いや〜、“姉の会”やん!」と新たなユニット (?) が誕生した模様。そして、tkeiさん、いけこさん、mi-tunさん、rina-ohaさんの4人は胃がデリケートなんだそうで。名付けて“胃弱カルテット”(by tkei嬢)。どんどんとユニット増加中?


帰りにはとっぷりと日も暮れて。
灯がともり、夕闇に美しく浮かび上がる。

ふと気が付けば4時間余りが経っていました。途中からは思いがけず、秋に祗園囃子を聴けてうれしかった。楽しくおしゃべりして過ごした贅沢な時間。

誘ってくださったいけこさん始め皆さま方、ありがとうございました。とっても楽しかったです♪ ぜひまた誘ってくださいね^^。

え、“みうみう”のテストの結果ですか?
アツ〜い2人なので少し落ち着いた色で冷やした方が良いそうでございます。わはは。tkei姐さん、ありがとうございました〜。とても参考になりました。

「ごはん処 矢尾定」へのアクセス
【住所】京都市下京区新町通綾小路下ル 四条町361
【電話】075-351-3518
【時間】11:00〜20:00、水曜休
【交通】地下鉄烏丸線「四条駅」、
    または阪急京都線「烏丸駅」徒歩5分
【HP】http://yaosada.com/

※2日前までに予約すると各種お弁当も作ってもらえます。
 お花見なんかにいいかも。

「大船鉾」の由来など
「大船鉾」は現存する「船鉾」と対をなす鉾。
祗園祭は、もともと八坂の神さんが四条寺町の御旅所へお越しになる前祭 (さきのまつり) と、お帰りになる後祭 (あとのまつり) の2回に分かれていました。

「船鉾」は神功皇后出陣の様子、「大船鉾」は凱旋の様子を現していて、それぞれの行列の殿 (しんがり) を努めていました。身重の体で遠征を成し遂げられた神功皇后にあやかって、ご利益は安産です。

今も毎年宵山には“居祭 (いまつり)”として懸想品の展示や、お囃子の披露、神功皇后にちなんだ安産のお守りの授与も行われています。来年の宵山には、ぜひ!

。・:*:・゜☆ 。・:*・・゜☆ 。・:*:・゜☆

オフ会の後。あまりお腹は空いてなかったけど、何か食べて帰ろうかということになり、@まけと2人立ち食いそばへ。さらに珈琲でも飲んで帰ろうかとなり、ぷらぷら歩きながらお店へ向かう途中、

 @まけ:あれっ、荷物は? (・_・)...ン?
 @くみ:あぁ〜、忘れた!Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン

せっかく皆さんにいただいたお菓子などを入れた袋を立ち食いそばに忘れてきたのだ。慌てて店へ戻ると、ちゃんと置いたままになっていた。はぁ〜、良かったぁ。

落ち着いて珈琲を飲もうとした時、@まけが何かに気付いた。

 @まけ:あっ、私の傘と違う!! Σ(〇до;)

今までの行動を思い返す。(;゜ロ゜) はっ!
どうやら「矢尾定」さんを出る時、間違えたらしい。@まけに傘を手渡したのは私。カウンター下の大瓶が傘立てになってて、全体をよく見ずにパッと見て「あ、コレや」と思い込んでしまったらしい。急いで「矢尾定」さんに電話する。

  @まけ:あの、傘、残ってませんか?
      ブルーでシルバーの柄なんです。
 女将さん:あ、ありますよぉ。
  @まけ:そうですか、すぐに交換に行きますっ!
 女将さん:いや、もう看板なんでいつでもいいです〜。
  @まけ:えっ、でも、他のお客さんかも…。
 女将さん:あ、それ、私のんですぅ^^。
      そやし、いつでもいいですよ。
  @まけ:すみません〜、早々にお伺いします…。

あ〜、やってもうた。┐( ̄ヘ ̄)┌ フゥゥ〜
@くみ、時々こういう大ボケをかまします。私、落ち着いて見えるらしいんですが。けど本人は何も考えんとボォ〜としてるんですよね。コレって、いいんだか悪いんだか…。

女将さんはおっとりゆったりと応対してくださったけど、冷や汗もんでございました。間違えてゴメンナサイ! いや〜、でも長居するわ、傘は間違えるわ…。とんでもないですね。m(_ _)m 間違えた傘は翌々日に速攻で交換に行きました。

〜 * 〜 * 〜 * 〜

「矢尾定」さん、今度はランチをいただきたいですね〜。特に“ぐじ定食”。関西では甘鯛のことを“ぐじ”と言います。塩焼き、大好きなんですよね〜。

「矢尾定」さん、今秋オープンしたばかりで、まだ知れ渡ってないと思いますし、オススメです。特に町家や祗園祭に興味のある方に。(@くみ)

宇治抹茶スイーツ福袋2009

年に一度のお楽しみ! 送料無料&30%OFF!

関連ブログ記事
秋風たちの集い。 〜「旬風庵」おフランち (08.11.8)
オフ会一次会は町家フレンチ「旬風庵」さんで。

京都ゑびす神社の「十日ゑびす大祭08」 (08.1.23)
商売繁盛で笹持って来い! 人気人寄せ、揃ってます。

 「京の明日」は京都で行われる行事予定、
 「町をぽてぽて」は京の町歩きレポ、
 「御所でごそごそ」には御所散歩の様子
 「“いちらぁ”です」は知恩寺・手づくり市のレポ、
 「@まけのコロたま!」には
   “京の通り名”など、@まけがギモンに思ったこと。
なんかを書いていま〜す。よかったら見てね♪

【柚子屋旅館】初春、京で一年の無病息災を祈願する
柚子鍋に柚子風呂で、あったまろ。

見る 京の町歩き情報は、
  とっても便利なリンク集 「京都便利帳」でチェ〜ック!
  京都の交通機関 バス は、→
  京都の社寺名跡は、→

秋の京都へ、おこしやす!“みうみう”のwebサイト「おいでやす京都どっとこむ」〜京のええとこ、うまいもん〜 もヨロシク!

おうち「おいでやす京都どっとこむ」は →

大満足の秋の一日でした。そんな2人に1票。

よろしゅ〜に!ポチッとな♪ ブログランキング・にほんブログ村へ
author:miu-miu2, category:町をぽてぽて, 11:16
comments(4), trackbacks(0), pookmark
Comment
おはようございます、@くみ様、@まけ様

あららら〜、最後に傘間違いが!!
大変でしたねぇ。

こちらはお茶も飲み放題ですし、みんなでしっかり居座ってしまいましたね〜。
私も“ぐじ”定食、気になってます。
長女の会も出来ましたし、女子力鍛えるため、また集まらなければ!!

お土産も沢山頂いて、有難うございました。
唐板はずっと気になってて、ですが、なかなか買いにも行けず・・・。
あくまでも軽い歯触りと、優しい味に潜む甘さが美味しかったです。
いけこ, 2008/12/01 10:21 AM
いけこ様、こんにちは!

そうなんですよ、やってしまいまして。
もし、どなたかと取り違えて気付かずに…
なんて事になったらどうしようと
イヤな汗をかいてしまいました。

唐板、喜んでいただけてよかったです!
実際に食べた事がなかったので
ちょっと不安だったのですが。

唐板をスプーン代わりに
抹茶アイス (お茶の濃いの) を食べたい!
と言ったら@まけに贅沢だと言われました。

でも抹茶パフェとか和風のパフェに添えたら、
きっと美味しいと思います^^。
@くみ, 2008/12/02 3:43 PM
4時間もしゃべる?・・・は〜・・・これだから・・・笑
私は傘をよく忘れるので、学校の傘を貸してもらっています。どこに忘れても出てくるたのもしい傘です・・・笑
荷物もときどき忘れます・・・
お昼食べて、おやつ食べて、立ち食い?・・・は〜・・・
きさとぱぱ, 2008/12/02 3:58 PM
きさとぱぱさん、こんにちは!

その前にランチしながら
しゃべってますから、6時間は軽く…。

え〜、でも、おやつはわらび餅で
立ち食いと珈琲は晩ご飯ですぅ (笑)。
しゃべると体力使うんですよ。わはは。

傘の取り違えはホントに青ざめました。
自分のではないので。。。
注意しないといけませんねぇ。
@くみ, 2008/12/03 2:21 PM









Trackback
url: http://blog.oideyasu-kyoto.com/trackback/1111524